いつも笑顔な印象の山之内さんですが、実は芸能活動を始める前は家庭環境が複雑で笑えない日もあったと言われています。
今の山之内さんからは想像できませんが、一体どういったことがあったのか?
今回はそんな山之内さんの過去について調べてみましたので見ていきましょう。
生い立ちが話題になった理由
山之内さんの生い立ちが話題になったのは「突然ですが占ってもいいですか?」という番組からのようです。
そこで語られた芸能界デビューまでの生い立ちが壮絶で、山之内さんの明るいイメージからは考えられないことから話題となりました。
どんな生い立ちだったか見ていきましょう。
すずさん以外の家族が精神病を抱えていた
山之内さんの家庭は母子家庭で兄妹は兄がいたそうですが、母親も兄もうつなどの精神病を抱えていたそうで、そのうえ祖母も精神が不安定だったようです。
このような状態で家庭ではすずさんしか元気な人がいなかったため、
「すずが元気だとみんな元気になれるっていうプレッシャー」
がずっとあったようです。
高校入学後はバイトも始め、食事代などは自分で賄っていたようで、金銭的にもメンタル的にも家族を支えてるような状態だったとか。
当初はそれでも学校もバイトも楽しめていたようですが、だんだんとこの環境がストレスに感じるように。
1年生の2学期を迎えると抑えていた感情が爆発してしまい、
「自分は恵まれていない」
「自分は幸せになれない」
そのような考えが頭から消えず、学校にもバイトにも行けなくなってしまったようです。
二学期前は夏休みがあり、そこで家庭にいる時間が増えて不満が溜まっていったのかもしれませんね。
ヤングケアラーという存在
近年すずさんのように幼いながら家族を支えている人のことを「ヤングケアラー」と呼び、1つの社会問題となっているようです。
ヤングケアラーは、
・勉強に励む時間
・部活に打ち込む時間
・将来に思いを巡らせる時間
・友人との他愛ない時間
これらのことを犠牲にして家族の世話をしており「こどもとしての時間」と引き換えに、生活をしているということです。
こういったことが体験できないと将来の就職や人間関係に大きな影響を与えるとして近年の社会問題として知られてきています。
高校1年生の冬に書き上げた計画書が転機に
そんな不満から「このまま地元に居続けるのは無理だ。環境を変えたい」と考え、高校を辞め、自分で稼いで自立して生きていくための計画書を作ったようです。
そして高校1年の冬にその計画書を出すと家族は反対することなく、すずさんの思いを受け止めてくれたみたいです。
高校2年からは地元の美容院でカットモデルを始め、インスタグラムなどSNSで発信を開始し、この活動から芸能事務所にスカウトされることで芸能界の道が開かれます。
以下がインスタでの最初の投稿になります。
まだデビュー前にもかかわらず綺麗ですね。
これはすぐにスカウトされるのもわかりますね。
高校2年で出演した番組にて誹謗中傷に苦しむ
2019年、高校2年のときにAbemaTVの恋愛リアリティ番組『白雪とオオカミくんには騙されない♥』に出演が決まります。
この番組は恋愛リアリティーショーとなっており、「誰と誰がくっつくのか?」が大きな注目となっています。
ただ、それぞれ出演している方にコアなファンがいたり、リアリティを追求するあまり見ている人の感情を動かしやすいのが特徴です。
そういった内容の番組のため本人のSNSアカウントに対して誹謗中傷が届くこともよくあるそうです。
山之内さんもこの番組に出演したことでSNSに誹謗中傷がたくさん届き、苦しかったと打ち明けています。
中には個人情報なども明かされてしまったようなこともあり、地元にいることができなくなってしまったようです。
そういった経緯で高校2年で退学し、芸能活動に専念するため上京したようですね。
誹謗中傷には感情を文字に書き起こしたことで対処
そんな誹謗中傷もあり、気持ちの面で浮き沈みがあり苦しい時期もあったようですが、感情を文字に書き起こしたことで対処できたようです。
文字に書き起こすことは自分の考えを整理することができ、頭の整理にいいことのようです。
人に話を聞いてもらうのもいいですが、言語化も自分の気持ちの整理にとてもいい対処法のようなのでもし自分にそのようなことがあったら使っていきたい手法ですね。
まとめ
以上が山之内さんの家庭事情になります。
母子家庭で育ち、家族が精神病を患っていたことからヤングケアラーとして過ごしていたということでした。
芸能界デビュー後も誹謗中傷などで心に浮き沈みがあったようですが、それも乗り越えての今のようですね。
山之内さんの考え方や嫌なことへの対処法は参考にある部分も多く、私たちも日常の生活に活用していきたいですね。