松本人志さんは現在芸能活動を休止している状態です。
松本さんは当時どんな報道をされていたのか?
なぜ活動を休止したのか?
今回は騒動を時系列順でまとめてみましたので見ていきましょう。
訴訟問題の流れ
松本さんと文春との訴訟問題は大きくまとめると以下の経緯がありました。
2023年12月 | 週刊文春が松本さんから被害を受けたとする女性2人の証言を報道→所属先の吉本興業は事実に反するとして「法的措置を検討」と抗議 |
24年1月8日 | 吉本興業が松本さんの活動休止を発表 |
22日 | 文春側を東京地裁に提訳 |
3月 | 第1回口頭弁論で文者側が争う姿勢示す→松本さんは弁論に先立ち「世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたい」とのコメントを発表 |
11月8日 | 松本さん側が訴えを取り下げ |
より詳しく見ていきましょう。
訴訟問題の経緯(時系列順)
2023年12月26日:文春砲
事の発端は2023年12月26日、週刊文春にて松本人志さんへの文春砲からはじまります。
記事の内容は2015年の飲みの席にて松本人志さんが女性に対して性的強要をしたという内容のものでした。
場所は「六本木のグランドハイアット」のスイートルームで、「スピードワゴン」の小沢一敬さんが仕事関係で知り合った女性Aさんを飲みに誘ったときのこと。
飲み会には最初は小沢さん、放送作家✕氏、Aさんの他に女性が2名の計5名がいたようです。
その後に松本さんが現れたことから今回の報道の内容が始まります。
その後にあったことは以下のことのようです。
- 携帯電話を小沢さんに没収される
- 小沢さんはスマホのタイマーを15分にセット
- 男女3人が1人ずつそれぞれ「寝室」「バスルーム」「メインルームのソファ」に分かれ、ペアで時間を過ごす「ゲーム」を開始
- Aさんは「寝室」で松本人志さんと一緒になり、いきなりキスをされ、「俺の子ども、産めるの?」などと迫られる
- Aさんは拒否するも、松本さんはAさんを押さえつけ、無理矢理シャツを脱がそうとする
- 必死に抵抗するも、最終的に口内に出された
この年は9月ごろにもジャニーズの性加害問題が話題となっていたこともあり、記事内容が事実ならばこちらも性加害問題になるということで大変話題になりました。
2023年12月27日:吉本興業側から「法的措置を検討」の文面
翌日、記事に対して、吉本興業は「事実無根」として「法的措置を検討」と抗議したことから松本さんと文春との訴訟問題に発展していきます。
このときの各メディアや著名人らはこの件の取り扱いに慎重なスタンスを見せていました。
理由として、
- 女性と小沢さんや松本さんとのLINE、ショートメッセージのデータが証拠として掲載はされているが性加害のくだりについてはほぼすべてが女性の証言によるもの
- 松本さんが性行為の強要を否定していることに加えて、吉本興業が『事実無根』との声明を出した
といった感じで肝心なところははっきりしていなかったためですね。
またこの日、元タレントの大塚里香さんがXにて、
18歳の時に松本さんにベッドに連れて行かれ怖くてお断りしたらブチギレられて人格否定をみんなの前でされ後輩芸人さんは助けてくれなかった
とポストし、「文春の記事は事実」と告発しています。
このポストにて「20年も前の話出して今さら売名」「じゃあなんで警察に被害届を出さなかったんですか?」など誹謗中傷が数多く届き、炎上騒動にもなりました。
2023年12月28日:松本さんがXにて騒動後初ポスト
この日、松本さんが騒動後、Xにて初のポスト。
やる気が出てきたなぁ~。
と全面的に文春側と戦う姿勢ともとれる発言をしています。
このポストにて松本さんを支持する声が多数あり、風向きは当時松本さん側に傾いていたように思われます。
2023年12月29日:小沢さんとAさんのLINEのスクショが流出
Xにてフリーライターと思しきアカウントが『芸人界隈から回ってきた』として被害者女性と小沢さんとのLINEのスクショを流出。
小沢さんのスマホからスクショされたもののようです。
このスクショにて性加害に遭った直後のAさんが小沢さんに“お礼メッセージ”ともとれるメッセージをしていたことにより、「本当に性加害はあったのか?」と疑問を持つ声が増えていました。
2024年1月5日:週刊女性PRIMEで記事
上のLINEの件を含めて「週刊女性PRIME」が一連の騒動を記事にする。
主に小沢さんについて詳しく書かれていました。
内容は、
- 小沢さんはこの一件で『松本さんに迷惑を掛けてしまう』と気が気でなくなり、当時の状況を説明するため親しい関係者にこのLINEのスクショを送っている
- 小沢さんの人脈は芸能界でも指折りだと有名で、大御所芸能人の誕生会を仕切ったり、ジャニーズタレントとの“自宅飲み”も定期的に開催している
- 同僚の芸人によると少なくとも文春で報じられたような性接待目的での“アテンド”は一度たりとも目にしたことはない
というもの。
上のLINEも文春側は「アリバイ作り」とも報じていましたが、その小沢さんを語る芸人曰く、
飲み会での小沢さんは盛り上げ役の紳士というイメージ。
ある会合で、夜11時を過ぎたくらいのタイミングで『電車で帰る人はそろそろ危ない時間ですよ〜』と注意喚起していたのが印象的です。
と述べていました。
そして、この騒動で有名な「とうとう出たね。。。」のポストはこの日に松本さんがしたものになります。
ただこのポストは見方を変えれば「ホテルでの合コン自体はあった」ともとれ、当時から既婚者である松本さんがそのような場所にいたことは不倫をしていたと連想させるものであり「ショック」と思った人も多かったようですね。
また「記者会見を開き、直接語ってほしい」との声も多く出てくることになりました。
2024年1月8日:松本さんの活動休止
松本さんの「活動休止」が発表されます。
活動休止の理由として、取引先や関係者から問い合わせが多いこと、裁判に注力したいといったことからでした。
騒動後、松本さんの出演されている番組のクレジットスポンサーがなかったりCMがACジャパンのみになったりと多方面でもこの騒動の影響が出ていました。
そういったことを一度落ち着かせるためのものでもあったようですね。
このたび、松本から、まずは様々な記事と対峙して、裁判に注力したい旨の申入れがございました。
そして、このまま芸能活動を継続すれば、さらに多くの関係者や共演者の皆様に多大なご迷惑とご負担をお掛けすることになる一方で、裁判との同時並行ではこれまでのようにお笑いに全力を傾けることができなくなってしまうため、当面の間活動を休止したい旨の強い意志が示されたことから、当社としましても、様々な事情を考慮し、本人の意志を尊重することといたしました。
その後、松本さんがXにて「事実無根なので戦いまーす。」と正式に文春側と裁判で争うことを宣言します。
ここから松本さんは表舞台から姿を消しました。
裁判に発展しているとおり、活動休止までの流れでは何が真実なのかはほとんどわからない状態となっています。
しかし松本さんが訴えを取り下げたことから今後何が真実かはわかるかもしれませんね。
まとめ
以上になります。
この騒動からそろそろ1年近く経ちますがいまだに何が真実なのかはわからないままです。
今後の報道に注目していきましょう。